ANAP(3189)が冴えない日々
ANAPは期待してました...昨年までは。
EC事業で飛躍的に業績回復をしてるアパレル会社です。不採算の実店舗はスクラップを進めオンラインに注力する。中小チェーンの小売業の手本のようなモデルでした。
基幹システムはアイルのアラジンEC。
低価格の衣類はティーン層に好評で、販促訴求やページ構成、配送についても良く練られています。
しかし株価は昨年夏から再下降傾向に。
反発も弱く上昇トレンドになりません。
業界で小耳に挟んだのは、EC売上の伸びも一服し、どうやら再度の実店舗出店ペースを増やそうとしてるとか...。
うーん。これは一番良くないパターンと思う。
低価格による薄利が物足りないのかも知れないけれど、今時、実店舗に金を使うのは愚策だよね。
例えば、役員クラスの年代って根強く都心や横浜などの一等地に出店したがります。赤字も広告費と思えなんて言い放ちます。一種の見栄でしかない。
そんな金を使うなら、ECでもっと徹底的に集客増に注力するべきだと思うけど。渋谷のど真ん中よりインスタでバズった方が余程効果が見込める時代です。
一時期材料視されたディストリビューション(在庫適正化)システムも別に何のこっちゃない(らしい)。
狭い業界ですから、話は色々聴こえてきます。
そろそろ良いウワサ話が届くといいですね。